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アフガニスタンの首都しゅとカブールでは、深刻しんこくな水不足みずぶそくが続つづいています。ラヒーラさんという女性じょせいは、毎日まいにち家族かぞくのために水みずを探さがしています。水みずはとても高たかく、十分じゅうぶんに買かうことができません。多おおくの人ひとが給水車きゅうすいしゃが来くるのを待まち、バケツやタンクを持もって水みずをもらいに行いきます。

カブールの人口じんこうは増ふえ続つづけていて、昔むかしよりも多おおくの水みずが必要ひつようになりました。しかし、地下水ちかすいはどんどん減へっています。多おおくの井戸いどがもう使つかえなくなりました。水みずを手てに入いれるために、深ふかい井戸いどを掘ほる人ひともいますが、お金おかねがかかります。また、地下水ちかすいの多おおくは汚よごれていて、飲のむと病気びょうきになることもあります。

水不足みずぶそくのために、子こどもたちは学校がっこうに行いかず、水みずをくみに行いかなければなりません。家族かぞくは食たべ物ものを減へらしてでも水みずを買かっています。カブールでは雨あめが少すくなくなり、雪ゆきも減へっています。そのため、地下水ちかすいが増ふえにくくなっています。

国くにや町まちの管理かんりも十分じゅうぶんではなく、戦争せんそうや政治せいじの問題もんだいで、外国がいこくからの助たすけも減へっています。多おおくの人ひとが「これからどうやって生いきていけばいいのかわからない」と心配しんぱいしています。カブールの水不足みずぶそくは、健康けんこうや経済けいざい、生活せいかつに大おおきな影響えいきょうを与あたえています。