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長野 飯田4人死亡事故 運転操作を誤ったか 当時の速度など調べ
2025-04-25 03:30:59

24日、長野県飯田市で堤防上にある道路を走っていた乗用車が道路脇の水門に衝突して4人が死亡した事故で、現場は見通しのいい直線道路だったことから警察は、何らかの理由で運転操作を誤ったものとみて当時、どのくらいのスピードが出ていたかなど事故の詳しい状況を調べています。
24日午後0時半すぎ、長野県飯田市で天竜川の堤防上にある道路を走っていた乗用車が道路脇の斜面に転落して水門に衝突し、乗っていた19歳と20歳の男性4人全員が死亡しました。
県によりますと、4人は市内にある県の職業訓練施設の2年生で、24日の午前中は授業に出席していて、事故が起きた時間は昼休み中だったということです。
警察によりますと道路は、センターラインのない幅およそ5メートルの市道で、現場には水門の方向に向かうタイヤ痕が残されていたということです。
警察は何らかの理由で運転操作を誤ったものとみて当時、どのくらいのスピードが出ていたかなど事故の詳しい状況を調べています。
一方、現場では事故から一夜明けて花を手向ける人たちの姿が見られました。
現場の道路を毎朝通るという70代の男性は「犠牲になった方がみんな若い人ばかりで、親や学校関係者の方もショックだと思います。この道ではスピードを出す車が結構多いので、歩くときにも気をつけています」と話していました。
専門校が保護者対象に説明会
4人が通っていた専門校は24日夜、保護者を対象に説明会を開いて事故の状況などについて説明しました。
説明会のあと、鮎澤宏和校長が報道各社の取材に応じ「事故に遭ったのが本校の生徒であったということで、非常にショックです。どうしてという気持ちと、なぜ事故が起きたのかという思いです」と話していました。
ソース:NHK ニュース