1月1日は七福神の話です。七福神は、7人の神さまです。みんなに幸せを運んでくれると言われています。
昔の寒い冬の夜、ある家の火が消えてしまいました。若いお嫁さんは、火をもらいに外に出ました。すると、男たちが火を使って料理をしていました。男たちは、お嫁さんに言いました。「火をあげます。その代わりに、仲間の1人が亡くなったので、3日間だけ預かってください」。
お嫁さんは、家に帰って、亡くなった人を隠しました。次の日、夫がその場所を見に行くと、大きな金がありました。
お嫁さんは、昨日の夜のことを話しました。夫のお母さんは「男たちは七福神だったのだろう。あなたの心をほめて、幸せをくれたのだろう」と言いました。
それから、この家はお金持ちになりました。