先月、インドの西にあるグジャラート州アーメダバードで、エア・インディアの飛行機が墜落しました。この事故で、乗っていた人と地上にいた人、あわせて260人が亡くなりました。
現地の当局は、今月12日に調査の途中の報告書を出しました。それによると、飛行機が離陸したすぐ後に、エンジンに燃料を送るスイッチが「オフ」になったため、エンジンの力がなくなったと書かれています。
事故のとき、パイロットの一人が「なぜ燃料を止めたのか」と聞きましたが、もう一人のパイロットは「自分はしていない」と答えました。このやりとりは記録されています。
まだ事故の本当の原因は分かっていません。調査はこれからも続きます。