中国の甘粛省にある幼稚園で、食べ物に絵の具の色をつけるための顔料を使っていました。このため、園児233人の血から、基準より多い鉛が出ました。鉛は子どもの脳の成長に悪い影響を与える可能性があります。
警察は、園長など8人を逮捕しました。園長などは、食べ物をきれいに見せて、幼稚園に入る子どもを増やしたいと考えていました。園児251人のうち201人が入院しています。
中国では2008年に、赤ちゃんが飲む粉ミルクに有毒な化学物質が入っていて、6人の赤ちゃんが亡くなりました。約30万人が体に被害を受けました。