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邦楽の一種目。 箏による音楽。 弾き歌いが本来の様式。 歌のない器楽曲もあり, 三味線・尺八・胡弓(コキユウ)との合奏もある。 室町末期に雅楽の箏を源流として筑紫箏(ツクシゴト)が発生。 江戸初期の八橋検校(ケンギヨウ)の改革以来, 俗箏(ゾクソウ)として広く普及し始め, 江戸中期以降は生田流・山田流が二大流派として盛行する。 琴曲。
やがて明け放たれた海は青く青く澄み、微風に海鳥の声もあかるい……。 不気味な風が吹き、うねりが出はじめる。海鳴りが腹の底にひびく……。 うねりはやがて岸壁に荒れ狂う怒涛となり風は稲光をしたがえて大暴風雨と化す。 ああ 天地もひきさかれ滅尽するか!狂う波、狂う風、海の狂乱…。 風はやみ、先ほどの暴風雨は海の彼方に去ったのか又静かな海にかえる。
(1)箏(ソウ)の通称。 主に近世以後の用法。 「琴」は代用漢字。
日本・中国のチター属の撥弦(ハツゲン)楽器。 木製(通常は桐(キリ))の長い胴の表面に一三弦(中国の現行の箏では二十余弦)を張り, 柱(ジ)で各弦を調律し, 右手指にはめた義爪(ツメ)で弾奏する。 日本には七世紀に中国から伝来し, 本来の雅楽用(楽箏(ガクソウ))のほかに筑紫箏(ツクシゴト), 俗箏(ゾクソウ)など箏曲用の各種が生じた。 伝来当初は琴(キン)と区別して「さう(箏)のこと」と呼んだが, 後に単に「こと」と呼ぶに至って用字混同を生じ, 「琴」字も代用される。
一曲。新古今和歌集からヤマザクラの歌二首を採り、吉沢自身が考案した「新古今調子」という新たな箏の調弦法によって作曲されている。当時の複雑煩瑣に発達した音楽から、復古的な簡潔美を求めて作られた。 伝承によれば、吉沢検校はこの曲を養老山系で作ったと言われ、それに際してはロマンスがあったとも伝えられる。
近世に興り, 広く普及した箏曲。 生田流・山田流など。 通常は単に「箏曲」と呼ばれる。 また, それらで用いる箏(楽器)。 楽箏(ガクソウ)・筑紫箏(ツクシゴト)の対語。
雅楽で用いる一三弦の箏。
(1)琴に合わせて歌う歌。