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気象庁きしょうちょうによりますと、西日本にしにほんから東日本ひがしにっぽんに停滞ていたいする梅雨つゆ前線ぜんせんに向むかって暖あたたかく湿しめった空気くうきが流れ込ながれこむため、大気たいきの状態じょうたいが非常ひじょうに不安定ふあんていとなっています。

午前ごぜん1時じまでの1時間じかんには、徳島とくしま県けん美波みなみ町まちで57ミリ、高知こうち県けん安芸あき市しで53.5ミリの非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふったほか、午前ごぜん6時じまでの1時間じかんには熊本くまもと県けん芦北あしきた町まち田浦たのうらで40ミリの激はげしい雨あめが降おりました。

このあとも西日本にしにほんを中心ちゅうしんに雷かみなりを伴ともなって激はげしい雨あめや非常ひじょうに激はげしい雨あめの降ふる所ところがある見込みこみで、12日にち午前ごぜん6時じまでの24時間じかんに予想よそうされる雨あめの量りょうは多おおい所ところで、
▽東海とうかいで100ミリ
▽関東かんとう甲信こうしん、近畿きんき、四国しこく、九州きゅうしゅう南部なんぶで80ミリとなっています。

九州きゅうしゅうでは降おり始はじめからの雨量うりょうが400ミリを超こえる大雨おおあめとなっているところがあり、宮崎みやざき県けんと鹿児島かごしま県けんでは土砂どしゃ災害さいがいの危険きけん性せいが非常ひじょうに高たかくなっているとして「土砂どしゃ災害さいがい警戒けいかい情報じょうほう」が発表はっぴょうされている地域ちいきがあります。

また、西日本にしにほんから東日本ひがしにっぽんでも降おり始はじめからの雨量うりょうが200ミリを超こえている所ところがあり、今後こんご少すこしの雨あめでも土砂どしゃ災害さいがいや浸水しんすい害がい、洪水こうずい災害さいがいの危険きけん度どが高たかまるおそれがあります。

気象庁きしょうちょうは、西日本にしにほんでは土砂どしゃ災害さいがいに厳重げんじゅうに警戒けいかいし、低ひくい土地とちの浸水しんすいや河川かせんの増水ぞうすい、氾濫はんらんに警戒けいかいするとともに、このほかの地域ちいきでも落雷らくらいや竜巻たつまきなどの激はげしい突風とっぷうに注意ちゅういするよう呼よびかけています。