アメリカのニューヨークに住んでいるミシェル・フォックスさん(31)は、婚約指輪に使うダイヤモンドを自分で見つけたいと思っていました。フォックスさんは、アーカンソー州にある「クレーター・オブ・ダイヤモンズ州立公園」でダイヤを探すことにしました。この公園は、誰でもダイヤを探して持ち帰ることができる特別な場所です。
フォックスさんはパートナーと一緒に公園に行き、暑い夏の中、毎日ダイヤを探しました。3週間後、ついに足元で光る石を見つけました。最初はクモの巣だと思いましたが、それは本物のダイヤモンドでした。重さは2.3カラットで、今年公園で見つかったダイヤの中で3番目に大きいものでした。
フォックスさんはとても嬉しくて泣きました。そして、このダイヤに「フォックス・バルー・ダイヤモンド」と名前をつけました。フォックスさんは「お金で買うこともできるけど、自分で見つけたダイヤには特別な意味がある」と話しました。
この公園では、毎年多くの人がダイヤを探しに来ます。1906年から今までに7万5千個以上のダイヤが見つかっています。