Japanese Reading Practice: ４０００年前の手形、古代エジプトの墓で見つかる

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４０００年前ねんまえの手形てがた、古代こだいエジプトの墓はかで見みつかる

2025-07-31 07:10:29

イギリスのケンブリッジ大学だいがくの博物館はくぶつかんの研究けんきゅうチームは、古代こだいエジプトの墓はかから「魂たましいの家いえ」と呼よばれる土つちの模型もけいの底そこに、約やく４０００年前ねんまえの手形てがたを見みつけました。この発見はっけんは、今年ことしの秋あきに行おこなわれる展示会てんじかいの準備じゅんび中に偶然ぐうぜん見みつかりました。

「魂たましいの家いえ」は、亡なくなった人ひとの魂たましいが住すむ場所ばしょとして作つくられた建物たてものの形かたちの模型もけいです。模型もけいの前まえには、パンやレタス、牛うしの頭あたまなどの供そなえ物ものを置おく場所ばしょが有あります。この模型もけいは、紀元前きげんぜん２０５５年ねんから１６５０年ねんごろに作つくられたと考かんがえられています。

研究けんきゅうによると、名前なまえのわからない陶工とうこうが木きの棒ぼうで建物たてものの形かたちを作つくり、その上うえに粘土ねんどを塗ぬって模型もけいを作つくりました。焼やくときに木きは燃もえてなくなったそうです。手形てがたは、粘土ねんどがまだやわらかい時ときに陶工とうこうが模型もけいを動うごかしたときに付ついたものだと考かんがえられています。

博物館はくぶつかんの学者がくしゃストラドウィックさんは、「エジプトの作品さくひんでこんなにきれいな手形てがたが見みつかるのは初はじめてです。作つくった人ひとの姿すがたが目めに浮うかびます」と話はなしました。

古代こだいエジプトでは、陶器とうきは日用品にちようひんや飾かざりとしてよく使つかわれていましたが、作つくった人ひとのことはあまり知しられていませんでした。今回こんかいの展示てんじでは、当時とうじの職人しょくにんたちにも注目ちゅうもくしています。展示てんじは１０月がつ３日かから始はじまります。

ソース：NHK ニュース

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