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東京電力とうきょうでんりょくの福島第一ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電所はつでんしょでは、2011年ねんの事故じこで、燃料ねんりょうが溶とけました。

溶とけた燃料ねんりょうと周まわりにあった物ものが混まざって、固かたまった物ものを「核燃料かくねんりょうデブリ」と呼よんでいます。デブリはとても強つよい放射線ほうしゃせんを出だして危険きけんです。

福島第一原発ふくしまだいいちげんぱつの1号機ごうきから3号機ごうきには、デブリが880ｔぐらいあると考かんがえられています。

東京電力とうきょうでんりょくは、デブリを外そとに出だすやり方かたを考かんがえました。

東京電力とうきょうでんりょくによると、3号機ごうきから出だすために、建物たてものの上うえから機械きかいを入いれます。そして、原子炉げんしろなどの中なかにあるデブリを細こまかくして、外そとに出だすことを考かんがえています。

東京電力とうきょうでんりょくは、この作業さぎょうの準備じゅんびに12年ねんから15年ねんぐらい必要ひつようだと言いっています。作業さぎょうを始はじめるのは、今いままで考かんがえていた計画けいかくより遅おくれそうです。