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アメリカのコロラド州コロラドしゅうにあるデンバー自然科学博物館しぜんかがくはくぶつかんの科学者かがくしゃたちは、博物館はくぶつかんの駐車場ちゅうしゃじょうの地下ちかから恐竜きょうりゅうの化石かせきを見みつけました。これは今年ことし1月いちがつ、地下ちかの岩いわを調しらべるために穴あなを掘ほっていたときに見みつかりました。化石かせきは偶然ぐうぜん見みつかり、直径ちょっけい約やく6,4センチセンチの丸まるい形かたちをして{い}ます。これは約やく6700万年前まんねんまえに生いきていた草くさを食たべる恐竜きょうりゅうの背骨せぼねの一部いちぶだと考かんがえられています。

この化石かせきは地面じめんから230メートルメートルの深ふかさで見みつかりました。コロラド州コロラドしゅうで見みつかった化石かせきの中なかで、一番いちばん古ふるくて深ふかい場所ばしょにあったものです。恐竜きょうりゅうの種類しゅるいはまだはっきりわかりませんが、二本足にほんあしで歩あるく鳥脚類ちょうきゃくるいというグループの恐竜きょうりゅうだと考かんがえられています。デンバーの町まちでこのような恐竜きょうりゅうの化石かせきが見みつかったのは初はじめてです。

他ほかの化石かせきも地下ちかにあるかもしれませんが、駐車場ちゅうしゃじょうを全部ぜんぶ掘ほることはできません。博物館はくぶつかんの学芸員がくげいいんは「今は恐竜きょうりゅうの上うえに車くるまを止とめることができる」と話はなしました。もともとこのプロジェクトは地熱エネルギーちねつエネルギーを調しらべるために始はじまりましたが、思おもいがけず恐竜きょうりゅうの化石かせきが見みつかりました。化石かせきは今、博物館はくぶつかんで展示てんじされています。