アメリカで広島と長崎への原爆投下についてのアンケートがありました。このアンケートは、原爆投下から80年になるので行われました。アメリカのピュー・リサーチ・センターが約5000人に聞きました。
結果は、「原爆投下は正しい」と思う人が35%、「正しくない」と思う人が31%、「わからない」と答えた人が33%でした。意見が分かれています。
昔は多くのアメリカ人が原爆投下を支持していました。1945年の調査では、85%の人が「原爆投下は正しい」と答えました。2015年の調査では、「正しい」と思う人が56%、「正しくない」と思う人が34%でした。
今回の調査では、若い人ほど「正しくない」と考える人が多いです。30歳未満では44%が「正しくない」と答えました。年齢が高くなると「正しい」と思う人が増え、65歳以上では48%が「正しい」と答えました。
この結果から、アメリカの人々の考え方が少しずつ変わっていることが分かります。