埼玉県秩父市の横瀬川で「お月見会」がありました。
横瀬川は、昔からたくさんのキツネが住んでいると言われています。秩父には、キツネの親分「おりん狐」の話も残っています。
「おりん狐」は、長いしっぽをなびかせて、いつも川のそばの崖の上で月を見ていました。おりん狐は、困っている人を助けたり、悪いことをした人をこらしめたりしました。
お月見会では、地元の人が、おりん狐の話をしました。そして、キツネの顔の形のお菓子を食べたり、歌を歌ったりしました。
家族と来た女性は「楽しかったです。おりん狐が今もいると思うと、わくわくします」と話しました。